紅型の起源は、琉球王朝が盛んに海外交易を行っていた
15世紀の頃といわれています。
東南アジア諸国や中国などと往き来する中で生まれ、
沖縄の高温多湿の気候・風土に育まれ、
琉球王朝の繁栄とともに独自に開花したものです。
王族や高官・婦人などの高貴な身分の人々の衣装、
王からの下賜品、冊封使を招宴する宮廷舞踊衣装など、
庶民とはかけ離れたものとして華麗な美を誇り展開しました。
廃藩置県とともに衰退しましたが、戦後に復興をみています。
紅型は、固有の色彩と文様に大きな特徴があります。