着物の基礎知識
着物を着るために知るべきことは、大きく分けて下記の3つです。
1)着物や帯などの種類や格、季節感を知ること
2)どんな着物が似合うのか、自分にふさわしい色や色数を知って自分の個性に
合う着物を選ぶこと
3)着物を着るTPOを把握してそれにふさわしい格や豪華さを知ること
この3つを上手く調和させることで、自分らしくて着物の季節感、格、色柄の調
和が整って、その場にふさわしい着姿になります。
1)着物や帯などの種類や格、季節感を知ること
着物は、主にフォーマルとしゃれものに分けられます。
フォーマルな着物
しゃれもの(カジュアル)着物
しゃれものは、小紋、紬、ウール、浴衣などです。
帯は、袋帯、名古屋帯、半幅帯があります。
着物の季節は、10月から5月まで袷、6月と9月が単衣、7月と8月が盛夏となり
それぞれ、着物、帯、長襦袢、帯締め、帯揚げなどが変わります。
2)どんな着物が似合うのか、自分にふさわしい色や色数を知って自分の個性に合う着物を選ぶこと
肌の色に合う着物の色を選ぶことが重要です。
肌の色は大きく下記の3つに分けられ、↓が似合う色合いです。
ピンク系のお肌 :青、紫、グレー、シルバー
イエロー系のお肌:緑、茶、オレンジ、ゴールド
オークル系のお肌:赤、緑、紫、薄いピンク、薄いパープル
①ピンクや可愛いものが好き:3色以上で小さな可愛い柄が好き
②青、紺が好きですっきり :1.2色程度の色数で端整な小柄が好き
③白、スタイリッシュ :1.5色程度でおしゃれで伸びやかな柄が好き
④紫、華やか :3色で縞、格子、花柄、幾何学模様などが好き
⑤茶、こだわり:3-4ポイント 色柄風合いなどが複雑で知性的なものが好き
⑥赤、強さがある色柄:暗い地色の着物に強い色で色数多い帯び合わせが好き
3)着物を着るTPOを把握して、それにふさわしい格や豪華さを知ること
シーンによって着る着物の種類や豪華さが違ってきます。
叙勲や園遊会やお茶会では格が必要となりますが、パーティや結婚披露宴では
豪華さが必要です。また、パーティは、洋風の柄が合いますが、お茶会では和
の柄が合います。また、着物では、季節を先取りした柄を着ます。
お子様の卒業や入学、成人式のお母様は主役ではない華やかさが必要になりま
すし、親戚の結婚式では、その家を現す訪問着や留袖の品格が必要になり
友人の結婚披露宴では、個人としての華やかさや品格が必要になります。
それらを表現出来る着物や帯の出番です。
叙勲や園遊会
http://kimono-bito.com/y-130903jokun-enyukai/index.php
結婚披露宴やパーティ
http://kimono-bito.com/z-110810kimonolife40/02.php
卒業式、入学式、七五三のお母様
http://kimono-bito.com/z-110810kimonolife40/index.php
同窓会
http://kimono-bito.com/y-130625dousoukai/index.php
お食事会
http://kimono-bito.com/z-110810kimonolife40/04.php
歌舞伎など、ちょっとしたお出かけ
http://kimono-bito.com/z-110810kimonolife40/05.php
お茶会
http://kimono-bito.com/z-110810kimonolife40/06.php
花火や屋形船の浴衣
http://kimono-bito.com/z-110810kimonolife40/07.php
母親として着る黒留袖
http://kimono-bito.com/y-130621kurotome/index.php
成人式から30代までのきもの
http://kimono-bito.com/y-130716furisodgo-shitaku/index.php
参考サイト
きものの色から個性を知ることが出来る色個性(きもののファッションタイプ)
http://www.kimono-bito.com/z-90928ab/kimono-fashion-sense.php
きものライフコンサルティング
http://www.kimono-bito.com/z-70213cordinate/index.htm
採寸・ 着丈と身丈の関係など
http://www.kimono-bito.com/shitate-saisun.htm
着物・着付け 着物の基礎知識
http://allabout.co.jp/gm/gl/22707/
初めてきものをお誂えになる男の方へ
http://www.kimono-bito.com/020818otokono/kimono01.htm